2008.10.02 Thursday
文楽

文楽の公演がグランシップであった。ある日曜日の夜、招待券が手に入ったので前約をキャンセルして鑑賞にでかけた。
文楽協会主催で地方公演を行い、愛好家は勿論、日ごろ目にすることの少ない人たちに伝統芸能の人形浄瑠璃を身近に感じてほしい、と実施しているようだ、とてもいいことだ。グランシップの館長さんも鑑賞されていた。客席いっぱいのとはほど遠い“入り”だったが、それでも“文化的にいいものは公演に値する”と頑張ってほしいと思う。日本舞踊も然り!!伝統文化には理解ある応援を是非ほしい。それも性急でなくじっくりと構えて・・・。
夜の部の演目は「二人三番叟」「御所桜堀川夜討・弁慶上使の段」「傾城恋飛脚・新口村の段」の三番。
人形の動き、とりわけ世話物の舞台は吸い込まれて見入ってしまうほど。「弁慶上使」の腰元信夫とその母、「新口村」の梅川と忠兵衛の所作はまさに“人間”そのもの。袖つかいや首の使い方、ちょっとした動きにウーン!!感嘆としか言えない。役者の演じる“歌舞伎の舞台”そのままだ。
そして大夫の語る浄瑠璃がまたいい。太棹の力強さも心地よい。
しかし「二人三番叟」に関しては??? 正直、幕開きがこの演目だったので落胆したのは事実。日本舞踊の三番叟の軽やかな舞台が大好きで目に焼き付いているので、やはり人形では難しいのかな?というのが正直な気持ち。一番気になったのが“足拍子”文楽では足使いの人が足拍子を踏むとか。音はべちょんべちょん!と聞こえ、常に足の動きに連動していない。私が知らないゆえの誤解かもしれないが、“気持ちが苛立つような”舞台と感じたのは私だけだろうか。











大勢の人が見に来てくれた

