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日本舞踊に思う

先日、宗家藤間流の舞踊公演「要会」を鑑賞する機会があった。

これからの流儀を担うべく選出された、若手舞踊家を中心に舞台が繰り広げられた。

どの演目も見ごたえがあり、一挙手一投足がとても美しい。しなやかなのに、強さをも感じ取れて感動した。

 

舞台面の美しさは言うまでもない。が、演者の振りや次の所作に移る動きが自然で美しい。

見ていて、スッーと頭に入って受け入れることができる。

心地よい舞台を、時間を体験できたことに感謝したい。

 

宗家藤間流の踊りは、歌舞伎舞踊を踊ること、品のある芸風を受け継いでいくこと、だといわれる。

要会の舞台には、まさに”品位”が感じられた。

舞台っていいなぁ!

当流のお稽古を続けてよかったなぁ、と改めて感じた舞台だった。

 

一方、地方都市で日本舞踊活動をする私は、現実的に、先の”伝統を品よく伝承”とは程遠い。

よそ見が多く、興味あることに挑戦して活動を広げている。

それらはやりがいや楽しみには結びつくが、芸の道一筋ではない。

 

私流を貫きながらも、ふと原点に返るべきと心の声。

そんな時、舞台で感じたことを思い出す。

 

そんな、でもいいかナ!

と、自己完結しまう私がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


令和元年、5月2日に発表会

師匠・藤間勘市穂主催の発表会「市穂美会」がある。

令和に改元した翌日の

5月2日、あざれあ6階ホール、

12:00〜開演

まさしく令和元年の踊り初め。

 

10代の頃より、ずっと指導を続けてきている師匠。高齢で以前のようには踊れない??とぼやく。ところがどっこい!!まだまだ元気に稽古をつけてくれる、ありがたいことだ。

今の私があるのは師匠のお陰、私は常に背中を追い続ける。

 

今回私が踊るのは2演目。

まず舞踊小曲の「浮かれひょうたん」

” あなたは花 〜〜 おっとひょうたん 酒の色 ”

酒に浮かれて浮世を渡る、楽しいばかりじゃあないよ!、の世界。

小道具は多い。

ひょうたんを吊るした、桜の花枝を肩に登場。

リズムはあや棒で。

舞扇も、派手なものを用意した。

 

このひょうたん、当初に準備したものよりかなり大きい。

大きめがいい!という事で、確か義母のコレクションにあったはず?と家中を捜索。

思いがけない利用に、天国で笑ってくれているかしら?

 

次は東明の「野狐禅 (やこぜん) 」

仏教用語で、禅の修行のいたらない者が、悟ったつもりになって”うぬぼれる”ことをいう、言葉とか。

社会で言えば、なまかじりの知識をひけらかす、鼻もちならない嫌な奴!というところか。

これを表現するにはどうしたら?

まさにうぬぼれ?の気持ちで踊らないとできない??

むずかし~~い!!

挫折しそうになりながら、とにかく舞台に立つ。


 


 


カセットテープが命

日本舞踊のお稽古をするとき、音源に使うのは何?

私は断然「カセットテープ」なんです。というか、関係者のほとんどがカセットの愛用者、と言ってもいいと思っている。

曲の途中で止めたり戻したり、が非常に多い。ある個所だけ繰り返し聞いて、というスタイルが日本舞踊の稽古風景だ。

だから、小回りの利くカセットテープが理にかなっている。

ところが、最近カセットテープやカセットデッキが、市場から姿を消しつつある。

困った状況になって心配だ。

 

デッキも使用が激しいので壊れやすい。

ダビングに欠かせないWカセットデッキやCDラジカセなど、見つけた時に購入しておかないと困る。

音がおかしい…、テープの巻きがどうも変? こうなってからでは、稽古に支障をきたす。

 

高齢者ゆえに??考えたくはないが、機械を使いこなせない。使い慣れているデッキが必須条件だ。

 

インターネットで物が手に入る時代。だが、見極めることは難しく、思うようにならないことも多い。

 


2019年、踊り初め

今年も、踊り初めと称しての稽古初めを開催した。

着物を着る機会にもなれば、と呼びかけて集った生徒たち。

まず、長唄の「寿」を全員で稽古する。3分足らずの曲ながら、舞扇の使い方、足や手の形、立ち位置等々、気を付けたいことはいっぱいある。昨年と同じ曲だから、ベテラン組は周りの人の所作に気配りをしてくれる。協力に感謝。

初心にかえって、扇の持ち方、開け閉めの基本、使い方や要返しの練習をする。

話し出すと長〜くなるのが私。

辛抱強く、熱心に稽古して前半は終了!!

 

さあ!ここからは懇親会に。

アルコールの用意はないから飲みたい人は持参して!

と呼びかけたから、今年の懇親会はビールがデ〜ンと並んでちょっと違う雰囲気か?

車で来た人は飲めな〜〜い!ちょぴりご機嫌ななめ??

持ち込みの差し入れも多く、食べるものは卓にいっぱい。

 

それでは今年も楽しく練習しましょ〜!とかんぱ〜い!

食べておしゃべりをして、楽しく交流できたでしょう。

 

舞台のビデオが見た〜い!の声から、急きょ鑑賞会に。

実際舞台で踊る時、他の人の踊りは見られないもの。じゃあ、本舞台のDVDを見ようじゃあないか。

衣裳やかつらに、うんちくと感想が飛ぶ。頑張ったね〜、すご〜い!踊った人には称賛の拍手!

特に後見さんの働きに、畏敬の気持ちを持って感謝と絶賛の声が上がった。

舞台で、生徒たちは素直に感謝の気持ちを持ってくれたんだ、と思う。今更ながら、坂東守弥さんの力量に感謝。知らないことも多く、ただ無事に終焉だけを願っていた会主として、ここで改めて感謝したい。

今後、本しつらえの舞台を夢見るが、次には断られるだろうな。それほど、後見の坂東さんに、大きな負担を強いてしまったことを、今更ながら深くお詫びしたいと思っている。

 

反省と次への希望と。

2019年も「藤泉会」の生徒と共に、楽しく日本舞踊を続けていきたいと願っている。

それぞれが目標を持って、励んでいってほしい。
 


さくら組発表会、無事終了!

11月11日(日)、11:00開演。ちなみに、1並びの日を”ポッキーの日”と言うらしい。

芸術の秋にふさわしい日、陽気にも恵まれ、発表会は無事に終えた。

 

流派の異なる5社中合同の会で、「艶姿、駿府のにぎわい」と称して毎年開催してきた、さくら組の日本舞踊の発表会。

教室独自開催の「藤泉会」とは違った交流や学ぶことも多く、楽しく踊り終えたと思う。

「紀伊の国」踊り終えたY1はキツネスタイルで退場!

私は島津亜矢の力強い歌にのって、歌謡舞踊「富士」を踊る。

日本舞踊らしく?から、ちょっと砕けた演出や挑戦ができる。

来年は20回を数える。今までと違う何か?をやりたい!と模索中。

この会をもって「藤泉会」は外で踊る今年の活動は終了となる。

打ち上げを兼ねてちょっと早いかな?と言いながら「望年会」

年忘れ!じゃあない、希望の年に向けての懇親会だ。

いつもながらワイワイガヤガヤ、美味しい食事とお酒で時間を忘れて盛り上がった。下戸でも楽しさサイコ〜!

 

お疲れさまでした!!
 

 

 

 


さくら組の日本舞踊発表会

「艶姿、駿府のにぎわい」其の19 

11月11日(日) 11:00開演

アイセル21 一階大ホール

 

流派を超えた5つの社中が、合同で発表会を開催する。

長唄、小唄、歌謡曲などジャンルいろいろ、年齢幅も大きい、みんなで踊ってみよう!の体験コーナーもあり…。

 

お互い支え合い、楽しく踊ってきた会は、今年で19回目になる。

継続を力に、会員一同稽古に励んできた。

是非、東草深町の生涯学習センター(アイセル21)へ見に来てください!まってま〜〜す!

 

 

「藤泉会」からは9人、10曲で参加する。演目を紹介しよう!

○潮来出島  潮来の船頭歌が元だという曲。艶やかにしとやかに

○宵宮  まつりのにぎわい。まとい、木遣りやはしご乗りが…

○序の舞  上村松園の日本画がモチーフ。扇をクルクル回す技も?

○紀伊の国  狐の嫁入りという趣向で、楽しい曲。

○秋田ポンポン節  荒波の日本海で漁をする男、リズムが楽しい!

○奴さん  ポピュラーな端唄、奴と姐さんの踊り分けが妙味

○黒田節  知られた福岡の民謡、故郷を思う立ち方が挑む

○寿ぎの四季  めでためでたの…、岡崎五万石が歌いこまれている  

○花笠音頭  8人の総踊り、花笠を手に藤泉会十八番の出し物

○富士  富士山を支えに生きる人生歌。富士山を身近に感じる地で暮らすことを、本当に幸せに思う。

 


「藤泉会」無事終わりました、感謝!

17日(月)敬老の祝日、晴天ながらも暑い日だった。

教室生の日本舞踊発表会「藤泉会」は、無事終了することができた。

この日のために、一生懸命稽古してきた成果を、それぞれが無事に発表できたことが、とてもうれしい。

 

舞台袖に引っ込むと、第一声は「いや〜、間違っちゃった〜!!」

ほとんどの生徒が叫んでいる。

失敗や後悔、間違いは誰にも何時でもある。それをどの様にこれからに繋げるか、生かしていくかが大切。

先生顔をして言う私は、心の中では「な〜んちゃって!私もよ〜!・・・」と、おどけのテレ隠し。

楽屋では常に笑顔が絶えない生徒たち。どこにも緊張の色は見えないではないか。

 

さあ、来週から改めて新しい自分への挑戦が始まる。

次は○○を踊りたい!目標を掲げている生徒もいて、本当に頼もしくてたくましい。

 

 


日本舞踊って筋肉運動?

日本舞踊に興味がある人のため、教室では無料の体験レッスンをやっている。

体験者の大方の感想は「日本舞踊って、割と体力を使うんですね!」

 

そうなんです。

腰を落として、という姿勢は、まずひざを曲げて重心を低くしなくてはならない。

その姿勢を保ちつつ動く、もちろん上半身はまっすぐに、背筋をピンと張った状態でだ。

動きはややゆっくり、重心の移動をうまく使いつつ動く。

緩やかな動きを維持するには、まさに筋力を使わないとできない。

一概には言えないが、リズムにのって踊るダンスとの違いかと思う。

 

これらを実践するためには筋肉が、特に太ももの筋肉が必要だ。

それにプラスして体幹も重要になる。

年齢を重ねて、この頃身体の各所に故障が出てきた。

膝が痛い、肩が動き辛い、よろける、つまずくなどなど。

このままではいけない、歳や体重のせいにはできない。

と思い、簡単な運動教室に出かけている。

写真のようなバランスシューズで負荷をかけ、体操に励んでいる。

体幹を鍛える。30分ほどの体操でかなりの汗をかく、代謝もいい?

シューズをつけて大きく一歩を踏み出す、スクワットもバランスを取りながらゆっくりと。姿勢も気にしなくっちゃ。

 

何事も続けることに意義がある。

グラグラも回を重ねるにつれて少なくなってきた。

体幹が整いつつあるって事だろうか?

 

少しでも長く日本舞踊を続けていたい。

そのためのトレーニング??

週一のわずかな時間だが、続ける事に意義、重要さを感じる。

一人で黙々と体操…、なかなか出来ないが、仲間とともに楽しく、が続けるコツにつながる。

 

家に帰っては、バランスボールも有効に使って!!

 

でも私は知っている。すべての元凶が体重の増加にあることを。

解っちゃいるけどね!

知っていて目をつぶる弱さも原因か・・・!!
 

 

 


風にもめげず!演舞して!

冬季オリンピックが始まり、熱戦をTV観戦中!の日が続いている。

開催地、韓国のピョンチャンは厳し〜い寒さと強風でも有名とか。

 

さて静岡でも昨日から風が強く、ガタガタッ、ヒュ〜〜と窓が揺れる音に驚く。

第21回「梅まつり」開催中(2月10〜11日)の日本平の山頂は、ことさらに強い風が吹いている。

11日(日)「梅まつり」でにぎわうイベントで「藤泉会」のメンバーが演舞した。

風は強いが気温はちょっと高め、なのが少し嬉しい。

前に並んだ観客席が埋まるほどいっぱいのお客様に気を良くする。

観光地のイベントは、思いのほか賑わっているんだなぁ、との思いを抱く。

 

富士山もきれいに見え、演舞するメンバーを励ましてくれている。

梅園の紅梅は華やかに咲いて香っている。

 

舞台用のシートが強風でめくれ上がり…!!

あたふたするシーンも無事にこなして、演舞し終えることができた。

 

13:00から30分間。

「梅は咲いたか」や「河内おとこ節」「日本平音頭」など、日本舞踊らしい曲、元気の出る曲、ご当地ソング織り交ぜて、6曲を総勢7人で踊ることができた。

 

インフルエンザにかかったり、急用で参加できないメンバーもいた。

前夜はかなりの雨が降り、お天気も心配された。

でもすべて順調にできたことはやっぱり嬉しいことだ。

 

梅まつりスタッフの方々、お疲れさまでした。藤泉会は楽しく踊ることができました、心を込めてお礼を言いたい。

そして、次回以降もこの地で演舞できることを願っている。

 


 


2018年、稽古初め

午後から雨が降り出した1月8日、成人の日の祝日。

藤泉会として初めて「稽古初め」という踊り初めを開催した。

年初に、一同が顔を合わせて踊る機会があったらいいな!とかねてから思っていた。

今年は日程がちょうどいい。じゃぁ”GO!”だ!

という訳で、12人もの生徒が参集した。

 

 

 

かたち通りに新年のあいさつの後、全員で稽古する。

長唄「ことぶき(鶴と亀)」3分弱の曲を練習する。

広くない教室だから二手に分かれて練習しよう。

初心者とベテランと、積極的に意見が出て分かれていく。

ちょっとしたコツを教え合うベテランさん。待機組は控えながらも練習に励む。

私の思い描く理想の練習風景が自然と展開している。

笑顔やカメラに反応するのはいつもと同じ。リラックスしている??

 

「ことぶき」はいわゆるご祝儀曲と言われる曲。

だから舞扇の持ち方、開き方、使い方など、基本的なことも指導した。

ベテランになると分かっていても”それらしい使い方や動き?”になってしまいがち。そこを立ち止まって、しっかりと話す、指導する。

その事の大切さを自分に言い聞かせる機会にもなった。

 

同じ曲名の長唄「鶴亀」の一節。最後に私が踊って終了。

 

その後は楽しい「茶話会」という懇親会。

アルコールはないけど、楽しくおしゃべりをして散会した。

 

時間指定の個人稽古だと他の人の稽古風景に出会えない。

客観的に人の稽古を見ることの大切さも知ってもらえたかな?

○○さんの手が、とってもきれい、指の使い方は近くで見て納得、扇の開き方はできたつもり?でいた…、などなど。

 

聞こえてくる声も感想も、私には大切なことばかり。

幸せを感じながら、今年もこれからも「日本舞踊」と向き合っていきたい、と切に思った。


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