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「上方舞へのお誘い」 体験レポ

吉村流の師範・吉村文さんの「上方舞」の体験教室に参加した。
汗ばむ陽気の3日、駿府公園・紅葉山公園の茶室も、着物姿の参加者の熱気で熱くなっていた。5歳という子供を含め参加者50人ほど。もちろん男性も2人いて、彼らはいかにも踊り関係ですという雰囲気を漂わせていた。お姉さん?方々の中にも経験者らしい人は多く、見知った顔もいて内緒で参加しているつもりの私は少々気まずい思いをした。

吉村文さんは舞で鍛えた背筋の通った姿勢の方で、失礼ながら女優さん的華やかさはないものの、上品でたおやかな女性と見た。かなりの饒舌家か?時に冗談や風刺的な言葉を交えて、場を和ませるように“京言葉”が流れ出る。はんなりとした気丈な女性にしびれる。

「舞(まい)と踊(おどり)」は「京・阪神と江戸のもの」とに大きく分けられ、歌舞伎からの江戸に比して上方は能に影響されて… と一通りの講義。
上方舞は限られた空間の中で制約された動きをする、ゆえに形が大切なんだと話す。そして「年を重ねると演目に対する解釈が深くなる。同じ舞を舞っても以前と思いが違う。そこに魅力がある」と。 そうなんだ私もまったく同感。ストーンと胸にしみこむ言葉だ。
好きな踊りを思い、切磋琢磨して今がある。この年齢になってこそ見えるもの、得るものがある。歳を重ねた重み万歳!勇気をもらった言葉だ。

子供の手ほどきの曲「堺住吉」の練習にはいる。
挨拶は相手の顔を頭の中に思い描きながら、丁寧にゆっくりと頭を下げる。
稽古は常に真剣に。
座敷に二本の燭台を置く、その内で動くつもりで踊る。
頭のてっぺんから吊るされている気持ちで立つ。肩や胸は張らず頭頂から重心はまっすぐ下に降りてくる。そのままひざを曲げて。
立ち上がり、座りは息をつめて気合で動く。 等々心得は多く胸に響く。

最後に「江戸みやげ」を披露してくれた。これは地唄舞の中でも動きが大きく、何役かを舞い分ける演目だとか。こういう地唄舞もあるんです、という事も知ってほしいと文さんは話す。

日本舞踊と上方舞の違いは確かにあるけれど、互いに踊りや舞に対する気持ちに違いはない。素敵な出会いが今回の成果だ。ハート ハート

コメント
初めまして(^-^)rinと言います。
と言っても、時々拝見させていただいていました。
上方舞の体験教室、私も本当は行ってみたかったのですが、予定があって行けずに、どんな様子だったんだろうと思っていました。そこに、こちらでレポートがあったので、なんだかとっても嬉しいです。なるほどと思いながら拝見しました〜
  • rin
  • 2006/06/05 10:56 PM
rinさんへ 
ブログ見ていてくれたなんて感激です。
これからもよろしく。
吉村文さんってホンと素敵な女性でした。
  • 管理人
  • 2006/06/05 11:08 PM
勘穂泉先生、こちらこそよろしくお願いします。
りんくを我がHPから貼っちゃいました。
まずかったでしょうか(^-^;
祇園の芸舞妓さんの舞が好きなので、
地唄舞にはとても惹かれます。

  • rin
  • 2006/06/06 12:40 AM
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私が、花柳流や、今の先生方に出会ったのは、 小さな先生がHPを持っていたから。 (現在は、消えていますけれど@汗) 先生はネットの上でのお友達がたくさんいらして、 沼津の会の時には賛助で出てくだすったり、 小さな先生の踊られるときにも遠くから見にい
  • 中田本町新
  • 2006/06/08 12:10 AM

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